優良住宅ローンとは

優良住宅ローンという、なんとも「名前だけ聞くと、かえって怪しいネーミング」の会社が話題になっている。
優良住宅ローンは、民間が独立行政法人と手を結んで新しい住宅ローンサービスを展開しようとしている株式会社法人だ。しかしまぁ、間が悪いというか、サブプライムがはじけ、住宅金利全般に借り手側の危機感がある時に、よりにもよって「優良」である。もっとましなネーミングは無かったものか。
優良住宅ローンに限らず、不動産取得の融資金利は概ね買い手にむいている。金利も少しだが下がり、また長期固定金利だけでなく中間的なもの(10年、20年もの)も低金利商品が出回り始めた。借り換え組みも含めてチャンス到来かもしれない。
そんな時に話題になっているのが優良住宅ローンだ。さて審査の内容やら、どうなっているのだろうか。

優良住宅ローンと住宅性能評価 審査

優良住宅ローンは、株式会社住宅性能評価センターが筆頭株主だ。この住宅性能評価というのは笑わせる。「住宅の品質確保の促進等に関する法律」というのが基本パートなのだが、これを元に、住宅の点数を付け、優良住宅ローンのようなローン会社が金利設定に加味しようというものだ。
優良住宅ローンは、つまり、住宅性能評価センターの受け皿としてみたら分かりやすいだろう。優良住宅ローンは、評価を受け取り、それに応じて金利を減免するというやり方だ。うたい文句は、住宅性能評価制度を利用する事で、どんな工法で建築された家屋でも客観的に分かりやすく比較できるという。今まで建築基準法適合かどうかだけが基準だった事からすると、10の項目を設け、それぞれに評価を行うのは進歩といえるが、たった10程度の基準で測った結果で住宅ローン金利にまで影響を及ぼしていいものだろうか。優良住宅ローンでは、そうして評価の話しをする一方で、「全てで高評価を得る必要はありません。住む人にとって大事なポイントは何かを考えて等級を決めてください」という。ん〜、優良住宅ローン、ますますわからない。

優良住宅ローン 固定金利と手数料総合で優位 審査

優良住宅ローンという、まことに会社名としては紛らわしいわけだが、志としては高いという事が分かった。実際に優良住宅ローンは後進であり大手金融機関に比べて有利なレートを出しにくい構造にあるが、それでも住宅性能評価の仕組みを組み込んで安心感を演出し、実際に融資手数料の部分に反映させている。30年固定金利の場合、金利自体は他者に劣るが、融資手数料は他者の半分以下だ。この辺りが優良住宅ローンを話題に上らせている要因の一つだろう。ネット上でもいろいろと紹介されている。結果的に、優良住宅ローンの示す方向で審査が通れば、総支払額は他社に比べて有利なのだ。
優良住宅ローン(及び住宅性能評価センター)の考え方や理念は評価されていい。耐震偽装やらサブプライムショックやらでマーケットが冷え込みそうな中、将来に向けた理想を示しているといえるからだ。
だた、それにしても「優良住宅ローン」というベタなネーミングだけは何とかならないものか。読みようによっては「他社は劣等住宅ローンです」と言っているようなものだと思うのだが。

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